主人と約束したかつら

私の母親は60代後半ですが、髪の毛はフサフサで、むしろすごいボリュームです。
母親自身は「これでも若い頃に比べたら、少なくなったよ」と言うのですが、行きつけの美容院では、年の割には、髪の毛の量がとても多いと褒められたみたいです。
母の髪の毛は、固くて太くて黒々としていますが、私は女性ながら、顔も髪の質も、全て父親に似ています。
父親は、20代後半から薄毛で悩んでいましたし、私の祖父である父親も薄毛で、いわゆる若はげの家系なのです。
しかし父親は、あっけらかんとしているので、かつらはもちろん、特別に育毛剤や、養毛剤を購入したことはありませんし、薄毛をネタにしているところもあります。
私が子供の時は、理容院に行った父に「切るところないじゃん」とよく突っ込みを入れていましたが「後ろが伸びるんだ」と言って、まめに通っていました。
ただ、頭皮に刺激を与えるためなのか、ブラシでトントンと頭を叩くのは何十年も習慣にしていて、そのせいかどうかは分かりませんが、70才を過ぎた今でも、40代の頃と比べて薄毛の進行は止まっているように思います。
私自身は、元から髪の毛が少なくて細く、母の髪の毛との違いは歴然で、独身時代、自宅の洗面所に髪の毛が落ちていれば、私の髪だと一発で分かると、よく母に言われたものです。
私が学生の時は「髪の毛がサラサラでいいね」と褒められていましたが、全体のボリュームがないので、髪をまとめたり髪型によっては、つむじ部分の地肌が透けて見えることがあり、中学生の時に、冗談半分で友人に「はげてない?」とからかわれたことがあります。
今でも、髪をまとめる時には、地肌が見えていないか、あわせ鏡をして頭頂部を必ず確認するようにしています。
自分が将来、更に毛が薄くなりそうで不安だと、人に話すと、みんな「女性は大丈夫だって」と言いますが、街中でまれに女性でも毛の少ない方を見かけます。
もちろん男性に比べてかなり人数は少ないですし、若い内から薄毛という人はいませんが、50代くらいで、毛が薄くなるのはやはり気になります。
女性ですので、少しでも若く見えたいという気持ちがあり、サプリメントを摂ったり、アンチエイジングの美容液を使ったりしていても、髪の毛が薄ければ、どうしてもかなり老けて見られてしまいます。
そこで、私は新婚当初から主人に「薄くなったら、レディース何とかっていうかつらを買ってね」と冗談半分で言っています。
主人は笑って了解してくれていますが、万が一の時は買ってもらおうと、結構本気で思っています。

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